1949-05-18 第5回国会 衆議院 水産委員会 第15号
この問題につきましては、私はさきごろ千葉縣水の問題等を例にあげて、水産廰長官にも質問したことがあるのでありますが、そのとき長官は、まことに遺憾であつた、千葉縣水では資産の不当処理という省令違反の事実があつた、今後なるべくそういうことがないように氣をつける、またあの問題の善後処置については、しかるべく善処すると申されたのでありますが、今度はまた東京の葛西漁業会におきましても、先般の解散総会において、実
この問題につきましては、私はさきごろ千葉縣水の問題等を例にあげて、水産廰長官にも質問したことがあるのでありますが、そのとき長官は、まことに遺憾であつた、千葉縣水では資産の不当処理という省令違反の事実があつた、今後なるべくそういうことがないように氣をつける、またあの問題の善後処置については、しかるべく善処すると申されたのでありますが、今度はまた東京の葛西漁業会におきましても、先般の解散総会において、実
ただ本委員会においてもいろいろと御指摘のございましたように、多数あります中で、たとえば千葉縣水の資産の限度が認可にした事実と違うとか、あるいは趣旨が非常に違っておる、こういうふうな点の御指摘もあつたのであります。私どもといたしましては、十分注意をいたしてやつておるつもりでございますが、これは絶対にないということもそれは申せないのであります。
しかしながらこの千葉縣水の問題は、実はこの法律の施行される以前の問題であります。
○砂間委員 私は單に千葉縣水だけの問題として問題にしておるわけではない。こういうよう事例が全国に相当あることは、私確信を持つて言えると思う。その一例として言つておるわけでありますから、決して小さな問題ではない。さような意味におきまして、今の藤田次長のお答えはきわめて漠然としておりまして、善処するとか何とか言つて一向要領を得ておらぬ。
ところが、その省令や指令が十分実行されておらない部面があるように存じまして、去る四月九日の水産委員会で、千葉縣水の問題に関連いたしまして飯山長官に御質問したのでありますが、そのときに飯山長官は、方的なことを聞いてもわからないが、もしそういうような事実があるならば、十分調査した上でしかるベく適当な手段を講ずるというふうに言明されたのであります。
○藤田説明員 房総漁業に千葉縣水から貸付あるいは讓り渡しました資産の問題についての御質問でありますが、ただいま砂間委員からのお話は、ちよつと私の申しましたことを間接的にお聞きになつております関係上、少し誤解しておられる点があるのじやないかと思いますので、この点を弁明しておきたいと思います。
千葉縣水の例は、私どもは現在承知しておりません。一昨昨日か、ここへ全水労の方々が陳情に來られたときに、その話を初めて聞いた。その聞いたことを私どもとしては、そのまま現実であるとかないとかいう判断は下せないわけであります。從つて、そういう事実がもし確実にあるということになつた場合には、もちろん法の命ずるところによつてそれぞれ責任の所在も明らかになることと、かように考えております。
ということは現にそこにおいでになる藤田次長が、一昨日四月七日でありますが、全水労の委員が行つて面会をした場合に――私あとで千葉縣水の問題を申し上げる予定でありますが、これは千葉縣水の問題だけでなくして、そういう例は全國にたくさあるということを、現にここにおいでになる藤田次長が言明をしておられる。